レポートによると、2016年4月から2017年3月までに検出された脆弱性の内訳は、マイクロソフト以外のプログラムが44%、OSが35%、マイクロソフトのプログラムが21%であった。また、日本の平均的なPCユーザは、61のプログラムをインストールしており、このうち27(44%)がマイクロソフトのプログラム、34(56%)がマイクロソフト以外のプログラムであった。
日本の個人PCにおいて、Windows OSにパッチを適用していないユーザは9.3%と前四半期(6.5%)および前年同四半期(5.2%)から増加した。マイクロソフト以外のプログラムにパッチを適用していないユーザも14.6%と、前四半期(9.3%)より増加している。日本でもランサムウェア「WannaCry」の被害が発生し、多くの報道が成されたにもかかわらず、パッチの重要性が認識されていないとしている。