NTTセキュリティ・ジャパン株式会社(NTT Security)とサイバーリーズン・ジャパン株式会社は5月19日、マネージドセキュリティサービス(MSS)とEndpoint Detection and Response(EDR)を組み合わせたトータルセキュリティソリューションを共同展開すると発表した。共同でマーケティングを行い、ソリューションの展開に取り組む。NTT Securityは、NTTコミュニケーションズ株式会社のセキュリティサービス「WideAngle」などを通じて日本およびグローバルにMSSを提供しているが、そのサービス基盤となるMSSプラットフォームに「Cybereason」を組み合わせる。「Cybereason」は、エンドポイントのログデータを分析することで、サイバー攻撃の兆候をリアルタイムに探知するクラウドベースのソリューション。「Cybereason」EDRプラットフォームには、AIを活用した独自のふるまい分析技術とDeception(おとり)技術が組み込まれており、ランサムウェア「WannaCry」も検知した。NTT Securityが展開する、標的型攻撃などの検知後の即時遮断や感染範囲の徹底探索などを含むManaged Detection & Response Service(MDR)に追加することで、より高度なサービス展開を実現するとしている。