独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月18日、NETGEARが提供するWindows 向けユーティリティ「ProSAFE Plus Configuration Utility」にアクセス制限不備の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3によるBase Scoreは3.4。三井物産セキュアディレクションの諌山貴由氏が報告を行った。「ProSAFE Plus Configuration Utility バージョン 2.3.29 より前のバージョン」には、アクセス制限不備の脆弱性(CVE-2017-2137)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品を使用して管理対象のスイッチにログインした状態で、第三者からのSOAPリクエストを受信した場合、スイッチの設定が変更される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版にアップデートするよう呼びかけている。