独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は4月12日、「Adobe Flash Player の脆弱性対策について(APSB17-10)(CVE-2017-3058等)」および「Adobe Reader および Acrobat の脆弱性対策について(APSB17-11)(CVE-2017-3014等)」とする注意喚起を発表した。これは、アドビがセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。なお、アドビでは「Adobe Campaign」「Adobe Photoshop CC」「Creative Cloud Desktop Application」のセキュリティアップデートも合わせて公開している。Adobe Flash Playerには、Webを閲覧することでDoS攻撃や任意のコードを実行される可能性がある脆弱性(APSB17-10)、Adobe ReaderおよびAcrobatには、PDFファイルを閲覧することで任意のコードが実行される脆弱性(APSB17-11)が存在する。IPAでは、脆弱性の解消のために製品をアップデートするよう呼びかけている。また、Flash PlayerはWebブラウザごとにインストールの有無の確認が必要としている。
Flash が洗い流される:Google が、ほぼすべての広告に HTML 5 の採用を命令~Adobe の穴だらけの媒介者に、新たに下された「徹底的な不承認」(The Register)2016.2.26 Fri 8:30