【Internet Week 2016】パスワードつきZIPによるファイル送信にどんな意味がある? | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

【Internet Week 2016】パスワードつきZIPによるファイル送信にどんな意味がある?

 Internet Week 2016のセッションT17は「組織間の安全なファイル送受信を考える ~ 暗号化ZIPは何のため~」という内容で、専門家が議論を行った。

研修・セミナー・カンファレンス
木村泰司氏(日本ネットワークインフォメーションセンター:JPNIC)
  • 木村泰司氏(日本ネットワークインフォメーションセンター:JPNIC)
  • 中津留勇氏(SecureWorks Japan)
  • よくあるパスワードつき暗号化ZIPによる添付ファイル
  • 古いZIPは9時間あればパスワードが破られるというデータ
  • 対策1:暗号化やパスワードを強化する対策
  • 対策2:S/MIMEやGnuPGなどを使った対策
  • クラウドサービスを利用したファイル交換・共有
  • 中村氏のセッション:実際に鍵を発行する手順などが紹介された
2016年末に開催された Internet Week 2016 のセッション T17 は「組織間の安全なファイル送受信を考える ~ 暗号化ZIPは何のため~」という内容で、専門家が議論を行った。

セッションで講演を行ったのは、木村泰司氏(日本ネットワークインフォメーションセンター:JPNIC)、中津留勇氏(SecureWorks Japan)、中村素典氏(国立情報学研究所)、安福広氏(NRIセキュアテクノロジーズ)、大泰司章氏(日本情報経済社会推進協会:JPIDEC)だ。最初に木村氏と中津留氏が暗号化ZIPによるファイル交換の考え方や問題提起のプレゼンを行い、続いて中村氏と安福氏が暗号化ZIP以外の技術を紹介し、最後に大泰司氏を加えた形でファイル交換のケーススタディによるパネルディスカッションを行った。パネルディスカッションのモデレータは木村氏が務めた。

《中尾 真二》

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