人気が高いほど抱える脆弱性は増えるが、大ヒットアプリは逆に少ない(SDNA) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.22(水)

人気が高いほど抱える脆弱性は増えるが、大ヒットアプリは逆に少ない(SDNA)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

ソニーデジタルネットワークアプリケーションズ株式会社(SDNA)は4月10日、「Androidアプリ脆弱性調査レポート 2017年4月版」を公開した。本レポートは、市場に流通しているAndroidスマートフォンアプリケーション(apkファイル)から、「脆弱性のあるアプリ」の動向について分析した結果をまとめたもの。

これによると、「ひとつでも脆弱性リスクが存在するアプリ」が全体の中で占める割合は、2013年の調査では96%、2015年は93%と減少傾向だったが、今回の調査では95%と増加傾向へと転じている。人気別で見ると、ダウンロード数が多く人気があるアプリほど機能が豊富なため、脆弱性リスクも高くなる。しかし、ある一定のダウンロード数(5000万~1億)を超えると、一転して脆弱性の数が少なくなっている。これは、ヒットアプリの多くは豊富な資金や高い開発力を持つベンダーによって開発されているためと推測している。

コンポーネントで見ると、「Activity」「Content Provider」といったコンポーネントにアクセス制御不備があるアプリは減っているものの、「Broadcast Receiver」と「Service」にアクセス制御不備が見られるアプリは逆に増えている。通信で見ると、インターネット通信を使用するアプリの割合は96%に増加し、このうち暗号通信(HTTPS)を行うアプリの割合は94%に増加している。一方で、脆弱な暗号技術を使うアプリは全体の64%を占めた。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  2. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  3. 狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

    狙われるATM、ネットワーク感染やATMマルウェアの地下市場での販売を確認(トレンドマイクロ)

  4. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  5. 産業用制御システムでもランサムウェアを検知--上半期レポート(カスペルスキー)

  6. セキュリティ関連機器・システム/サービス市場、需要のピークは2019年か(富士経済)

  7. PCのWebカメラで覗き見される脅威は知りつつも、物理的対策は4割に満たず(Avast)

  8. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  9. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

  10. IT予算に占める情報セキュリティ予算、割合は増加するも金額は減少(カスペルスキー)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×