独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は4月10日、WP Statisticsが提供するWordPress用プラグイン「WP Statistics」にクロスサイトスクリプティング(XSS)の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは5.4。浅井健氏が報告を行った。「WP Statistics 12.0.1 およびそれ以前」には、反射型のXSSの脆弱性(CVE-2017-2135)が存在する。この脆弱性が悪用されると、当該製品にログインしているユーザのWebブラウザ上で任意のスクリプトを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。