[Security Days Spring 2017 インタビュー] ユーザー視点に立ったSOCサービスで、プロバイダならではのセキュリティインテリジェンスを提供(IIJ) 2ページ目 | ScanNetSecurity
2024.04.26(金)

[Security Days Spring 2017 インタビュー] ユーザー視点に立ったSOCサービスで、プロバイダならではのセキュリティインテリジェンスを提供(IIJ)

2016年4月にセキュリティ本部を立ち上げ、IIJがこれまで築いてきたセキュリティ事業のノウハウを集積し、膨大な情報から「迅速・正確」にリスクを検知/対処するためのIIJセキュリティオぺレ―ションセンターを今年3月に刷新します。

研修・セミナー・カンファレンス セミナー・イベント
PR
――IIJが目指すセキュリティをひとことで言えば何でしょうか。

「セキュリティが標準で組み込まれたサービスの提供を通して、お客様が脅威を意識せず、インターネットを安全に利用できる社会の実現」を目指しています。具体的には、企業や各種産業、家庭に対して、IIJに接続することで、セキュリティを意識せず、インターネットの脅威から保護されている状態を提供することがゴールです。そのために、バックボーントラフィックやDNSクエリ、セキュリティサービスなどのプロバイダならではの膨大な情報を最大限活用して、巧妙化する脅威に対抗できる高度なサービスを提供していきます。

――セキュリティ事業強化の柱として「人材」「システム」「体制・設備」を挙げていますね。

高度化する脅威に対処できる人材を育てる取り組みを強化しています。ネットワークやクラウド、サーバなど、セキュリティ以外の分野の知識と経験を併せ持つアナリストを育成することで、幅広い攻撃に対応できる体制を構築することができると考えています。

そして、目玉となるのが、今回作った情報分析基盤です。バックボーントラフィックや、DNSクエリ、セキュリティ機器から集まる情報を分析基盤に入れてビッグデータ解析を行い、知識と経験を持ったアナリストがその情報を活用することで、予兆検知や攻撃動向の理解に活かしていきます。

また、2016年4月にセキュリティ本部を立ち上げ、IIJがこれまで築いてきたセキュリティ事業のノウハウを集積し、膨大な情報から「迅速・正確」にリスクを検知/対処するためのIIJセキュリティオぺレ―ションセンターを今年3月に刷新します。

――情報分析基盤の具体的な活用イメージを教えて下さい。

《ScanNetSecurity》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×