独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は2月9日、IPAが提供する脆弱性体験学習用ツール「AppGoat」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.3。これらの脆弱性は、馬場将次氏がIPAに報告した。「脆弱性体験学習ツール AppGoat ウェブアプリケーション用学習ツール V3.0.0 およびそれ以前」には、クロスサイトリクエストフォージェリ(CVE-2017-2102)、認証不備(CVE-2017-2101)、DNS リバインディング(CVE-2017-2100)、任意のコードの実行(CVE-2017-2099)の脆弱性が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、最新版(V3.0.1)へアップデートするよう呼びかけている。