株式会社ラックは1月26日、アカマイ・テクノロジーズ合同会社との戦略的パートナー契約を締結したと発表した。これは、増加するWebサイトへのサイバー攻撃の脅威に対応するためのもので、日本企業で初めてアカマイのWebセキュリティソリューションと自社のセキュリティ監視センター(JSOC)を統合したマネージドセキュリティサービス(MSS)を提供する予定。ラックは、アカマイからこの認証を受ける日本初の企業になる。ラックでは、DDoS攻撃の件数や規模の増大を予見し、2013年3月にアカマイとの協業を開始、アカマイのソリューションの拡販に取り組んでいる。今回、ラックが提供する緊急対応サービス「サイバー119」におけるWebサイトの被害相談が増加していることを受け、アカマイとの連携をさらに強化することとなったという。新たに提供するMSSは、アカマイによって認定されたJSOCのエンジニアによって提供され、ラックのネットワーク監視サービスに追加される。