フィッシング対策協議会は1月15日、日本版「STOP. THINK. CONNECT.」Webサイトが改ざんされたと発表した。第三者からの不正アクセスによるもので、協議会では同サイトを同日13時より調査しており、閉鎖はしていない。「STOP. THINK. CONNECT.」は、米国 APWG(Anti-Phishing Working Group)とNCSA(National Cyber Security Alliance)が共同で行っているインターネットを安全に使うための消費者向けセキュリティ普及啓発キャンペーン。インターネットやWebサイトにアクセスする前に「ちょっと立ち止まって、(たとえば、そのWebサイトにアクセスすることで)何が起こるか考える」意識を持つよう呼びかけるメッセージとなっている。協議会ではサイトの改ざん原因について、管理を行っている米国「STOP. THINK. CONNECT.」と共同で調査中であり、同サイトへのすべてのアクセスを一時的に停止するよう、システムの設定変更を行ったという。また、新たな情報が得られ次第、情報を追加していくとしている。