モバイル端末に搭載できるスライド式の手のひら静脈認証技術を開発(富士通研究所) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.11.18(土)

モバイル端末に搭載できるスライド式の手のひら静脈認証技術を開発(富士通研究所)

製品・サービス・業界動向 新製品・新サービス

株式会社富士通研究所は1月10日、手のひら静脈を使ったスライド式の静脈認証技術を世界で初めて開発したと発表した。光学ユニットをモバイル端末のタッチパネル外周のフレーム部への搭載が可能な8mm幅へ小型化し、タッチパネルをさっとなぞるだけで認証が行えるもの。同社では継続して開発を進め、スライド式静脈認証技術の2017年度中の実用化を目指すとしている。

このために、光の回折現象を応用した拡散機能と集光機能を兼ね備えた複合光学素子を新たに開発。撮像する四角い範囲を狙って光を均一の明るさで照射することでLED個数を減らし、さらに照明部と撮像部を一列に配置した構造とすることで、幅の狭いモバイル端末のフレーム部に収まるサイズを実現した。

また、小型化によって一度に読み取れる範囲が狭くなっても、手をスライドさせることで静脈パターンを分割して読み取って手のひら全体の静脈パターンを照合に用いることができ、さらにガイドにより読み取る範囲の再現性を高めている。静脈パターンを照合するアルゴリズムも新たに開発し、他人受入率 0.001%、本人拒否率 0.01%(リトライ1回)を実現している。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

製品・サービス・業界動向 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 「Office 365」のアカウント情報が漏えいすると企業の脅威になる可能性(IPA)

    「Office 365」のアカウント情報が漏えいすると企業の脅威になる可能性(IPA)

  2. 自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

    自分の利用しているサーバの状況を確認する方法 不正中継確認

  3. 次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

    次世代FW+Sandbox+SIEM+SOCの管理体制が限界を迎えるとき~三年後を先取りするVectra Networks社製品とは

  4. サイバー攻撃の観測レポートや注意喚起情報などをブログ形式で発信(IIJ)

  5. 新たにCISOを設置、SOCにCSIRTとPSIRT機能を集約し経営体制を強化(東芝)

  6. IoTとAIを組み込んだスマートマンション、そのサイバーセキュリティを探る(インヴァランス)

  7. セキュリティ専門家がCSIRTの新規構築、既存の見直し・強化を支援(SBT)

  8. 人の動作に偽装するボットアクセスを検知(アカマイ)

  9. ITだけでなくOT、IoT分野のセキュリティインシデントに早期対応するSOC(日立システムズ)

  10. ここが危ないインターネット クレジットカードの落とし穴

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×