各社Webブラウザが「SHA-1」のSSL/TLSサーバ証明書使用サイトに警告表示(フィッシング対策協議会) | ScanNetSecurity
2024.03.19(火)

各社Webブラウザが「SHA-1」のSSL/TLSサーバ証明書使用サイトに警告表示(フィッシング対策協議会)

フィッシング対策協議会は、SHA-1 SSL / TLS サーバ証明書に対するエラーや警告表示について注意喚起を発表した。

製品・サービス・業界動向 業界動向
フィッシング対策協議会は1月6日、SHA-1 SSL / TLS サーバ証明書に対するエラーや警告表示について注意喚起を発表した。これは2017年以降、「SHA-1」の署名アルゴリズムを使用したSSL/TLSサーバ証明書を利用するWebサイトは安全と見なさないと、ブラウザベンダや業界団体(CA / Browser Forum)より指針が表明されており、エラーや警告が表示されるというもの。

これにより2017年以降は、SHA-1のサーバ証明書を利用するWebサイトを閲覧した際には警告が表示される。警告の表示によりWebサイトの閲覧や利用ができなくなることはないが、暗号化が安全ではないレベルという指針のため、ID・パスワードや個人情報を入力する際には注意が必要としている。

Googleでは2017年1月下旬にリリース予定の「Chrome バージョン 56」から、マイクロソフトでは2017年2月14日(米国時間)からの「Microsoft Edge」および「Internet Explorer 11」、Mozillaでは2017年1月にリリース予定の「Firefox バージョン 51」から、エラーや警告が表示される。
《吉澤 亨史( Kouji Yoshizawa )》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×