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2017.11.24(金)

OS X の IOSurface におけるタスク処理の不備により権限が昇格可能となる脆弱性(Scan Tech Report)

脆弱性と脅威 エクスプロイト

◆概要
Apple 社の OS X において、管理者権限で任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。端末に攻撃者が侵入してしまった場合、当該脆弱性を悪用されてしまうことにより、全権を掌握されてしまう可能性があります。セキュリティアップデートの適用により、当該脆弱性に対策することを推奨します。
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◆分析者コメント
OS X の用途上、サーバ機として運用される例が少ないため、サーバサイドの脆弱性によって侵入され、当該脆弱性を悪用されるという可能性は低いと考えられます。また、OS X にはクライアントサイドの脆弱性で侵入につながるものもあまり報告されていないため、マルウェアに感染した際に当該脆弱性を悪用されて権限を昇格されるという可能性が最も高いと考えられます。
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◆深刻度(CVSS)
[CVSS v2]
7.2
https://nvd.nist.gov/cvss/v2-calculator?name=CVE-2016-4625&vector=(AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)
[CVSS v3]
7.8
https://nvd.nist.gov/cvss/v3-calculator?name=CVE-2016-4625&vector=AV:L/AC:L/PR:L/UI:N/S:U/C:H/I:H/A:H
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◆影響を受けるソフトウェア
OS X 10.11.5 以前のバージョンが当該脆弱性の影響を受けると報告されていますが、検証を実施した結果、OS X 10.11.6 Build Version 15G31 でも当該脆弱性が悪用可能であることを確認しました。どの Build Version から当該脆弱性に対策されているかまでは確認できていませんが、OS X 10.11.6 である場合は最新のセキュリティアップデートを適用することにより対策可能であると考えられます。
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◆解説
Apple 社の OS X のカーネルにおいて複数プロセスのメモリ状態等を管理する機能を担うカーネルフレームワークである IOSurface に、スレッドタスク制御の不備に起因する解放済みメモリ使用 (Use-After-Free) の脆弱性が報告されています。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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