トレンドマイクロ株式会社は11月20日、同社が主催したセキュリティ技術の知識や実践力を競い合う競技大会「Trend Micro CTF 2016」の決勝戦の結果を発表した。決勝戦は11月19日および20日に開催され、予選を突破した10チーム(1チーム最大4名)が参加、台湾のチーム「217」が優勝した。優勝チームは、賞金100万円、Zero Day Initiative Rewards Program 15,000ポイント、2016年12月に台湾で開催される「HITCON CTF 2016」決勝戦の出場権を獲得した。Trend Micro CTFは、設問を参加者が解いていき点数を競う「ジェパディ(Jeopardy)」形式の予選と、サーバへの攻防戦を繰り広げる「アタック・アンド・ディフェンス」形式の決勝戦で構成される。第2回目となる本大会では、参加対象を全世界に拡大、7月30、31日に開催されたオンライン予選には、世界79カ国・地域から952チーム1,626プレーヤーが参加した。優勝チームは、「サーバを取得した後、他チームの攻撃を防御し続けることに力を入れました。Trend Micro CTFの難しい問題を解くことに非常にやりがいを感じました」とコメントしている。