日本サイバー犯罪対策センター(JC3)は11月7日、インターネットバンキングマルウェアに感染させるフィッシングメールに対し注意喚起を発表した。これは、インターネットバンキングマルウェア(Gozi等)の感染拡大を図るフィッシングメールが日本を標的として大量に送信されていることを把握しているというもの。このフィッシングメールは「添付写真について」といった件名のもので、本文には「添付写真と同じの御見積をいただけませんか」などの記載がある。なお、送付先の名前や差出人の署名などは記載されていない。また、「AA_20161031_0000000 .JPG.zip」といった名称(AAおよび0000000はランダムな英数字)のファイルが添付されている。この添付ファイルはマルウェアなので、開かないよう呼びかけている。