ここが変だよ日本のセキュリティ 第25回 「天才少年ハッカーって言い方はどうよ?」 | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

ここが変だよ日本のセキュリティ 第25回 「天才少年ハッカーって言い方はどうよ?」

佐賀県の教育情報システムに17歳の少年が不正アクセスし、教師や生徒の個人情報が洩れるという事件が2016年6月26日に報道された。しかし、さすがに犯罪者を褒め称えてしまっては、同じようにヒーロー扱いされたいと模倣犯が出てきたりしかねない。

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何だね君はぁ? 「萌えってギャップが大事だと思うんです。というか、むしろギャップの無い萌えなんてありえません!」 何を言っているのか全く分からねぇと思うが、言葉の意味はよく分からんが、とにかくすごい自信だ。こんな掴みで書き始めて良いのかと思うほど深刻なネタを、やっぱり独自の切り口で書くのが2次元殺法コンビのコラムだ。

●成長や落差、等身大というのは物語の重要要素

筆者は週刊少年ジャンプ全盛で盛り上がった世代だ。サッカー少年が世界に羽ばたくキャプテン翼や、ダメヒーローが友情パワーを得て活躍するキン肉マン、悟空が成長するドラゴンボール、北斗の拳や今でも連載が続くジョジョの連載をワクワクして読んだ。少し時代は後になるがスラムダンクもリアルタイムで連載を読んでいたから、感動は大きかった。

連載の人気が長く続くためには、主人公の成長が必要だ。だんだん、より強い敵が登場するのが必要だ。加えて、主人公への思い入れを強くするためには、等身大の親しめるキャラクターが必要だ。ドラえもんの主人公は出木杉君では成り立たない。全く面白くないね。想像してみよう。学級の問題児であるジャイアン、スネ夫を出木杉君がドラえもんと共に解決し、のび太君と他のクラスメイトの格差問題を解決、運動が苦手でもテストの点数が悪くても責められない平等な社会を作るなんてのは。

いや、長い前振り、申しわけない。人気を集めるにはドラマ性が必要なんだ。ケガや病気を克服した、貧しい家庭で育った。スポーツは特にそうだ。

《2次元殺法コンビ》

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