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2018.09.20(木)

Drupal の Coder モジュールにおける遠隔から任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

世界的に大きなシェアを誇る CMS である Drupal において、作成したソースコードが Drupal で定められた標準と整合性が取れているかを確認するためのモジュールである Coder に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
◆概要
世界的に大きなシェアを誇る CMS である Drupal において、作成したソースコードが Drupal で定められた標準と整合性が取れているかを確認するためのモジュールである Coder に、遠隔から任意のコードが実行可能となる脆弱性が報告されています。脆弱性の悪用により、脆弱なサーバに管理者が意図していない動作を実行させることが可能となるため、当該モジュールを利用している Drupal を運用している場合はモジュールのバージョンを確認し、早急に対策することを推奨します。
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◆分析者コメント
当該脆弱性には CVE 識別子は割り当てられていませんが、開発した Drupal のコンテンツが正常動作するための確認を行うという用途のモジュールであるため、当該モジュールを利用している Drupal ユーザは少なくないと考えられます。同時期に報告された RESTWS モジュールにおける遠隔コード実行の脆弱性とは違い、脆弱なホストに実行を強制したコマンドの出力が HTTP 応答として確認できるものではなく、RESTWS モジュールの脆弱性ほど容易に遠隔から脆弱性を悪用されてしまうものではないと考えられますが、当該脆弱性を悪用された場合は攻撃者に侵入されてしまう可能性が高いです。脆弱性の悪用にモジュールの有効化を必要としないため当該モジュールを利用してる場合はアップデート、またはアンインストールにより早急に対策することを推奨します。
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◆深刻度(CVSS)
本記事の執筆時、2016 年 9 月 21 日時点で割り当てはありません。
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◆影響を受けるソフトウェア
以下のバージョンの Coder モジュールが当該脆弱性の影響を受けると報告されています。

- バージョン 7.x-1.x 系: 7.x-1.3 未満
- バージョン 7.x-2.x 系: 7.x-2.6 未満

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◆解説
世界的に大きなシェアを誇る CMS である Drupal において、作成したソースコードが Drupal で定められた標準と整合性が取れているかを確認するためのモジュールである Coder に、入力値の検証不備に起因する遠隔コード実行の脆弱性が報告されています。攻撃者によって脆弱性が悪用された場合、侵入されてしまう可能性や、意図していない挙動を強制されてしまう可能性が考えられます。
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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