独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は9月20日、株式会社マネーフォワードおよびソースネクスト株式会社が提供するAndroidアプリ「マネーフォワード」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは5.3。「マネーフォワード」Android 版 7.18.0 より前のバージョンなど複数のバージョンには、任意の操作が実行可能な脆弱性(CVE-2016-4838)およびWebView クラスに関する脆弱性(CVE-2016-4839)が存在する。ユーザが他の不正なアプリケーションを使用した場合に、当該製品上で任意の操作を実行されたり、当該製品のデータ領域にある情報が漏えいする可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。