EMCジャパン株式会社は9月12日、認証とアイデンティティ(ID)の管理製品「RSA SecurID Suite」の提供を開始したと発表した。同製品は、「RSA SecurID Access」「RSA Identity Governance」「RSA Identity Lifecycle」の全3製品で構成されるスイート製品。「RSA SecurID Access」は、二要素認証のワンタイムパスワード「RSA SecurID」と、オンプレミスとクラウドのアプリケーションのログインをシングルサインオン(SSO)で一元化する認証プラットフォーム「RSA Via Access」を統合した製品となっている。これにより、オンプレミスおよびクラウド、モバイル、Webアプリケーションのログインをワンタイムパスワード「RSA SecurID」で認証し、SSOでアクセスできるようになる。また、委託先など社外の人間に対しても、適切な認証を設定できる。「RSA Identity Governance」は、「RSA Via Governance」の名称を変更したアイデンティティのガバナンス管理製品。ユーザのアカウント情報を自動収集し、アクセス権のレビューや監査レポート出力などが行える。「RSA Identity Lifecycle」は、「RSA Via Lifecycle」の名称を変更したアイデンティティのライフサイクル管理製品。全アカウントの権限情報や権限変更を定期的に自動収集して可視化し、アイデンティティ管理を効率化する。