独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は8月22日、サイボウズ株式会社が提供するグループウェア「サイボウズ ガルーン」に複数の脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは6.3。「サイボウズ ガルーン」には、アクセス制限不備(CVE-2016-1220)、認証回避(CVE-2016-1219)、SQLインジェクション(CVE-2016-1218)、クロスサイトスクリプティング(CVE-2016-1214、CVE-2016-1215、CVE-2016-1216、CVE-2016-1217)、オープンリダイレクト(CVE-2016-1213)の脆弱性が存在する。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに最新版へアップデートするよう呼びかけている。