日本マイクロソフト株式会社は8月10日、2016年8月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は9件で、このうち最大深刻度「緊急」は5件、「重要」は4件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで34件。今回発表された内容は以下の通り。「緊急」MS16-095:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3177356)要再起動MS16-096:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3177358)要再起動MS16-097:Microsoft Graphics コンポーネント用のセキュリティ更新プログラム(3177393)再起動が必要な場合ありMS16-099:Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3177451)再起動が必要な場合ありMS16-102:Microsoft Windows PDF ライブラリ用のセキュリティ更新プログラム(3182248)再起動が必要な場合あり「重要」MS16-098:Windows カーネルモード ドライバー用のセキュリティ更新プログラム(3178466)要再起動MS16-100:セキュア ブート用のセキュリティ更新プログラム(3179577)再起動不要MS16-101:Windows 認証方式用のセキュリティ更新プログラム(3178465)要再起動MS16-103:ActiveSyncProvider 用のセキュリティ更新プログラム(3182332)要再起動なお、今回は脆弱性情報の悪用、公開は確認されていないという。