ボット化したIoT機器が感染拡大を目的にTelnet探索を行っている可能性(警察庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.06.21(木)

ボット化したIoT機器が感染拡大を目的にTelnet探索を行っている可能性(警察庁)

脆弱性と脅威 脅威動向

警察庁は7月29日、@policeにおいて2016年6月期の「インターネット観測結果等」を発表した。6月期では、「DNSルートサーバに対するDoS攻撃の跳ね返りパケットを観測」「Linux組込機器を発信元とした宛先ポート23/TCPに対するアクセスが増加」「Netis社製ルータに対する攻撃を企図したアクセスが増加」の3つをトピックに挙げている。

6月下旬、Root Server Technical Operations Associationが13のDNSルートサーバに特異なトラフィックが観測されたとする報告書を公表。日本時間の6月26日に、すべてのDNSルートサーバで1秒間に最大約1,000万パケット(17Gbps)のトラフィックを観測したという。警視庁では、この跳ね返りとみられるパケットを観測しており、DNSルートサーバに対して発信元IPアドレスを詐称したSYN flood攻撃が実施されたとみており、同様の攻撃が日本国内の企業や組織に対して行われる可能性もあるとして、注意を呼びかけている。

また6月は、23/TCPを宛先ポートとするアクセスの増加を確認した。このポートはTelnetで使用されるため、Telnetでログイン可能な機器の探索が目的であるとみている。また、TTL値が64未満であったため、Linux系OSが組み込まれた機器が発信元である可能性が高いとしている。同庁では、IoT機器が攻撃者に乗っ取られ、ボットとして動作し、感染拡大を目的としてTelnet探索を行っている可能性があるとしている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×