独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は7月22日、Googleが提供するスマートデバイス向けのOS「Android OS」に、CRIME攻撃を受ける脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは3.7。「Android OS 4.1.2 およびそれ以前のバージョン」には、TLSプロトコル実装が原因で平文のHTTPヘッダを取得される、いわゆるCRIME攻撃を受ける脆弱性(CVE-2012-4929)が存在する。JVNでは、開発者や販売元が提供する情報をもとにアップデートを適用するよう呼びかけている。