独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は6月16日、トレンドマイクロ株式会社が提供する「Deep Discovery Inspector」に任意のコードが実行可能な脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。CVSS v3による最大Base Scoreは7.2。「Deep Discovery Inspector 3.8 SP1 (3.81)」および「Deep Discovery Inspector 3.7」には、任意のコードを実行される脆弱性が存在する。なお、この製品名やバージョンは日本で販売されているものであり、提供される国によって該当する製品名やバージョンが異なる場合がある。この脆弱性が悪用されると、当該製品に管理者権限でアクセス可能なユーザによって、root 権限で任意のコードを実行される可能性がある。JVNでは、開発者が提供する情報をもとに、パッチを適用するよう呼びかけている。