一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)は6月13日、総合ネット詐欺対策に特化する米Easy Solutions社が提供する「DMARC Compass」を日本で初めて採用したと発表した。DMARC Compassは、メールドメイン認証基準DMARC(Domain-based Message Authentication, Reporting&Conformance)1に準拠しており、フィッシング詐欺や標的型攻撃といったインシデントを効果的に削減できるとしている。JIPDECでは、視覚的になりすましメールを防止できるソリューション「安心マーク」を提供するとともに、DMARCの普及活動も行っている。今回、まず自らのメール環境に米Easy Solutions社の製品を導入し、DMARCに対応することにより、メールのなりすまし対策をさらに強固にする。また今後、これをベストプラクティスとして、さらに普及活動を強化していく計画だ。