特殊詐欺認知の確定値を公表、被害は首都圏から地方都市圏へ--年間レポート(警察庁) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.12.18(月)

特殊詐欺認知の確定値を公表、被害は首都圏から地方都市圏へ--年間レポート(警察庁)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

警察庁は5月30日、2015年の特殊詐欺認知・検挙状況等について確定値版を発表した。発表によると、2015年における特殊詐欺の認知件数は13,824件で、前年比で432件(3.2%)の増加、被害総額は482.0億円で同83.5億円の減少(-14.8%)となった。被害額は減少に転じたものの、依然として高水準で推移している。1件あたりの被害額は377.5万円で、同77.0万円の減少(-13.9%)となっている。なお、首都圏の1都3県での認知件数および被害額は大幅に減少したが、地方大都市圏の大阪、岡山、福岡などは増加したという。

一方で、取締りの推進の結果として、検挙件数は4,112件で同860件の増加(26.4%)、検挙人員は2,506人で同521人の増加(26.2%)と、いずれも2011年以降最多となっている。具体的には、60箇所の犯行拠点を摘発し、343人を検挙した。もっとも多かったのは東京23区内の45拠点、埼玉4件、千葉4件、神奈川3件などとなっている。同半期の特徴として、高齢者(65歳以上)の特殊詐欺被害が増加していることを挙げている。同庁では今後の取り組みとして、「犯行グループの摘発強化」「犯行ツール対策」「関係事業者等との連携強化」を挙げている。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 「情報漏えいを起こした企業とは取引しない」反面、自身の意識は低い(ジェムアルト)

    「情報漏えいを起こした企業とは取引しない」反面、自身の意識は低い(ジェムアルト)

  2. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

    2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  3. 最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

    最多脆弱性ブラウザはChrome、最もパッチが適用されていないブラウザは(フレクセラ)

  4. ネットワークセキュリティ市場は堅調に拡大、不正アクセス監視やSSOに注目(富士キメラ総研)

  5. 公共の場所の監視カメラ調達などに活用、ネットワークカメラのセキュリティ対策基準公開(IPA)

  6. 総務省自治体強靱化でインターネット分離市場大幅増、2020年にはさらに倍増予測(ITR)

  7. サプライチェーン攻撃、ハイエンドモバイルマルウェア、破壊型攻撃--2018年予測(カスペルスキー)

  8. 2016年の個人情報漏えい、「紛失・置き忘れ」原因が大きく後退(JNSA)

  9. IoT機器まで対象を拡大するマイニングツール--四半期レポート(トレンドマイクロ)

  10. ランサムウェアの被害件数は前年から約3.5倍、検出台数は約9.8倍に(トレンドマイクロ)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×