日本電気株式会社(NEC)は5月18日、生体認証PCログオンソフトウェア製品「指ハイブリッド認証ログオン」および「NeoFace Monitor」の2種を強化し、同日より販売を開始したと発表した。生体認証の「忘れない・なくさない・盗まれない」という高いセキュリティ性に、従来のパスワードによる認証を組み合わせることで、自治体や企業などで求められているPCログオン時の本人認証を厳格化し、セキュリティと利便性を両立した認証環境を実現した。「指ハイブリッド認証ログオン(二要素認証対応)」は、指紋および指静脈の両方の生体情報とパスワードを組み合わせ、PCログオン時の二要素認証を実現。また「NeoFace Monitor(二要素認証対応)」は、顔認証とパスワードを組み合わせ、PCログオン時の二要素認証を実現している。ログオン中にも一定間隔で顔認証を行い、PC利用者の離席や未登録者の着席を検知して画面を自動的にロックする「常時監視」機能により、最初のPCログオン時だけでなく作業中も利用者を特定できる。