独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)および一般社団法人 JPCERT コーディネーションセンター(JPCERT/CC)は5月17日、Apple社が提供する複数の製品に脆弱性が存在すると「Japan Vulnerability Notes(JVN)」で発表した。これはApple社が各製品向けのセキュリティアップデートを公開したことを受けたもの。影響を受けるのは、「tvOS 9.2.1 より前のバージョン」「iOS 9.3.2 より前のバージョン」「watchOS 2.2.1 より前のバージョン」「OS X El Capitan v10.11.5 より前のバージョン」「Safari 9.1.1 より前のバージョン」「iTunes 12.4 より前のバージョン」。想定される影響は各脆弱性により異なるが、任意のコードを実行されたり、情報漏えいを引き起こされるなどの影響を受ける可能性がある。JVNでは、Apple社が提供する情報をもとに各製品を最新版へアップデートするよう呼びかけている。