独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は4月26日、「セキュリティ・キャンプ全国大会2016」の参加者募集を同日よりIPAのWebサイトで開始すると発表した。本キャンプは、日本の情報セキュリティを牽引する若手人材(22歳以下の学生・生徒)を対象としたもの。2004年から行われており、今年で13回目となる。今回は8月9日から13日までの4泊5日、千葉県千葉市のクロス・ウェーブ幕張で開催される。応募資格は日本国内に居住する、22歳以下の学生・生徒(2017年3月31日時点の年齢)、定員は約50名。参加費は無料(自宅と会場間の交通費、宿泊費、食事代、講義代、テキスト代、機器使用料は主催者が負担)。キャンプでは前回から、環境の変化を踏まえて複数の技術分野を横断的に習得できるよう、昨年からカリキュラムをトラック制に変更している。今回はさらに、1コマの講義時間が2倍程度(8時間)の 「集中講義」を2トラック新設し、合計6トラックで実施する。講義の数は合計34本で、題材には技術の進展、サービスの普及、脅威の高まりなどの世情が反映される。