株式会社日立ソリューションズは4月7日、米Fortinet社のセキュリティアプライアンス「FortiGate シリーズ」とファイル暗号化ソフトウェア「秘文」を連携し、メールによる情報漏えいを防止する新たなソリューションを4月8日から提供開始すると発表した。同ソリューションは、「FortiGate シリーズ」でマルウェア感染防止を強化するとともに、万一マルウェアに感染した場合でも、データは「秘文Data Encryption」の暗号化で守ることにより情報漏えいを多層的に防御するというもの。「FortiGate シリーズ」の秘文連携機能により、暗号化されていないファイルを添付したメール送信を遮断する。これにより、万一マルウェアに感染した場合でも、メールによる社外への情報漏えいを防止する。また、内部関係者へのメール運用ルールを徹底することで、内部統制を強化できるとしている。さらに「FortiGate シリーズ」は、多彩な機能を1台に集約しており、マルウェアの外部からの侵入やC&Cサーバとの通信を遮断し、マルウェアによる情報漏えいを防止するほか、ラインアップが豊富なため部門単位での導入が可能であることもメリットとしている。