アカマイ・テクノロジーズ合同会社(アカマイ)は3月15日、ボット検知・緩和ソリューション「Akamai Bot Manager」を発表した。同製品により、サイトを攻撃しているボットトラフィックのタイプをより効率的に識別し、把握することが可能になるほか、改善機能によりボットに対する最適な対処を実施し、ボットトラフィックがビジネスとITに与えるプラスおよびマイナス両方の影響を、より適切で戦略的に制御できるようになるとしている。複数の包括的なリアルタイムの検出手段によって、新種や未知のボットを検出できるほか、カスタムカテゴリーや事前定義カテゴリーに独自の管理ポリシーを適用することで、さまざまなボットトラフィックをより適切に管理できる。また、単なるブロックだけでなく、ボットトラフィックの減速や遅延、代替コンテンツの提供、代替オリジンサーバーへのリダイレクト、またはボットトラフィックの特性に応じた個別対処ができるため、ビジネス上のメリットを損なうことなく、ボットによるマイナスの影響を緩和できるとしている。