3月16日から18日、韓国ソウル市郊外の一山「KINTEX」で、アジア最大規模の統合セキュリティ会議・展示会「SECON2016」が開催される。約400企業、900ブース以上の、韓国を中心とした先端セキュリティ装備及び情報セキュリティソリューション展示が行われる他、全13トラック100超のセッションで様々なセキュリティ問題に対する活発な論議が行われ、参加者はおよそ4万7,000人に上る見込。韓国のエスワン社による映像管制システム「SVMS」など、CCTVなどを利用した保安管理製品の展示が特に充実している他、SECON 2016と同時開催される「eGISEC 2016(第5回電子政府ソリューションフェア)」では、UN評価3回連続1位に選ばれた韓国の電子政府ソリューション、及び情報保護ソリューションを直接体験できるデモが行われる。また、韓国インターネット振興院(KISA)と韓国電子通信研究院(ETRI)がサイバーセキュリティ強化のために開発したR&D成果物などを展示したり、ロッテ情報通信、ナイス評価情報、イグルーセキュリティなどが個人情報保護及びハッキング防止ソリューションを大量出品しており、サイバーセキュリティ先進国である韓国の情報化及び情報保護のレベルを確認することができる。展示場の内部には「ハッキング体験館」が設けられ、無線信号のハッキングにより、ドローンで撮影した映像や写真窃取し、ドローンのコントロールを奪うなどのデモが紹介される。また、家電製品に対するIoTハッキングも実演される予定。政府職員とソウル市職員向けのセキュリティ強化ワークショップや、航空や自動車産業向けのシンポジウム開催など、セキュリティ分野の民・官・産・学の関係者が結集する。