一般社団法人日本クレジット協会は3月8日、クレジットカードの不正使用防止対策とIC化の取り組みについて発表した。これは、クレジットカードの「安心・安全」な取引環境を確保するために、同協会が講じているさまざまな不正使用防止策の一環となるもの。同協会では、クレジットカードのIC化率を「2016年12月末までに80%とする」「2020年3月末までに100%を目指す」という目標を掲げ、業界を挙げて推進に努めるとしている。なお、2015年12月末時点でのクレジットカードのIC化は、協会加盟のカード会社237社の総発行枚数に対し68.2%。会社別では、80%のICカード化を達成しているのは173社、そのうち75社は100%を達成しているという。