フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は12月4日、同社のセキュリティ研究部門である「FortiGuard Labs」を日本に開設したと発表した。同部門では、世界の脅威動向を絶えずモニタリングし、マルウェアやボットネットの監視、マルウェアのリバースエンジニアリング、シグネチャの作成、ゼロディ攻撃の分析など広範な分野をカバーする活動に200名以上のセキュリティ研究者が従事している。日本のFortiGuard Labsでは、同部門の脅威インテリジェンスのうち、日本の顧客に有益な情報を日本語で提供するとともに、日本を標的としたサイバー攻撃をプロアクティブに分析し、FortiGuard Labsに情報をフィードバックする。また、日本の各種CERTおよびセキュリティ関連の業界団体と連携し、セキュリティの啓発活動を推進していくとしている。