社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は11月30日、静岡県警サイバー犯罪対策課と清水署が同日、権利者に無断で商標権を侵害する自動車用部品を販売しようとした静岡県島田市の自動車部品販売業の男性(41歳)を商標法違反で逮捕したことを著作権侵害事件として発表した。本件は、ACCS会員以外の権利者からの依頼に基づく著作権等の侵害対策支援として依頼を受けたもの。男性は2015年6月3日、商標利用に関して何ら権限がないのにもかかわらず、日産自動車株式会社が商標権を有する「X-TRAIL」に類似する商標を付した自動車の付属品(ドアポケットマット)1セットを、インターネットオークションで販売しようとしていた。