Apple OS X の rsh における権限割り当て不備により権限昇格されてしまう脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.12.11(火)

Apple OS X の rsh における権限割り当て不備により権限昇格されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

Apple 社の OS である OS X を構成する API の不備を利用することにより、認証を回避し権限昇格されてしまう脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
Apple 社の OS である OS X を構成する API の不備を利用することにより、認証を回避し権限昇格されてしまう脆弱性が報告されています。システム内に攻撃者が侵入した場合、権限昇格によりシステムの全権を掌握されてしまう可能性があります。


2.深刻度(CVSS)
7.2
https://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2015-5889&vector=%28AV:L/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C%29


3.影響を受けるソフトウェア
OS X 10.10.5 以前のバージョンが当該脆弱性の影響を受ける可能性があります。


4.解説
Apple 社の OS である OS X において、rsh における環境変数に対する権限の割り当て不備により、権限昇格されてしまう脆弱性が報告されています。

当該脆弱性は Philip Pettersson 氏によって確認されました。脆弱性は rsh における環境変数に対する権限の割り当ての不備に起因しており、攻撃者は当該脆弱性を利用して /etc/sudoers への書き込みを行い、システム上のユーザが sudo コマンドを実行する際のパスワード要否を操作することが可能となります。


5.対策
Apple 社によるセキュリティアップデートを実施することにより、当該脆弱性を解消することが可能です。

6.関連情報
[1] Apple 社
https://support.apple.com/ja-jp/HT205267
[2] CVE Metre
https://cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=CVE-2015-5889
[3] National Vulnerability Database
https://web.nvd.nist.gov/view/vuln/detail?vulnId=CVE-2015-5889
[4] Philip Pettersson 氏による報告
http://lists.openwall.net/full-disclosure/2015/10/02/7

《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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