ファイア・アイ株式会社は11月12日、同社の脅威対策製品・サービス群の基盤となり、これらを活用するための脅威情報機能を提供する「FireEye Threat Intelligence Engine」を発表した。これは、複雑性が増し、処理が必要な膨大な脅威データ、大容量化が進むストレージへのニーズ、困難とされるアナリストの意思決定の自動化、不十分な可視能力、盲点をついた固定概念、乏しい脅威情報モデリングなど、現在の脅威情報を取り巻く最重要課題に対応するもの。「FireEye Threat Intelligence Engine」は、脅威情報を検知、処理、分析するだけでなく、同社の顧客やアナリストへ情報を共有する一連の情報生成サイクルを最適化する。さらに今回、企業が脅威インテリジェンスを利用できるよう支援する新サービス「Forward Deployed Analyst」を同時に発表した。これは顧客の環境内にファイア・アイの脅威情報を組み込むオンサイトの専門チームを提供するサービスとなっている。