京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は10月28日、英Darktrace社と業務提携し、サイバー脅威対策製品Darktrace「Enterprise Immune System」を同日より提供開始すると発表した。同製品は、シグネチャを必要としない新たなアプローチにより、デバイスやユーザ動作のわずかな変化を検知し、デバイスのマルウェア感染、従業員による不適切な行為など、脅威となる可能性があるイベントを検出する。通常とは異なる通信パターンを機械学習と数学理論を用いた通信分析で自己学習し、ネットワーク内の異常通信・行動をリアルタイムに自動検知・可視化する。これにより未知のサイバー攻撃への早期対策が可能になり、企業のセキュリティレベルの向上を図る。また、デバイスの種別を問わないため、オフィスの内部サーバ・ネットワーク機器・クライアント端末だけでなく、工場内の各種デバイスなどIoT / M2Mセキュリティ対策にも有効としている。