キヤノンITソリューションズ株式会社(キヤノンITS)は10月15日、企業向け情報漏えい対策ソリューションの新バージョン「GUARDIANWALL Ver8.1」と「WEBGUARDIAN Ver4.1」を12月24日より販売開始すると発表した。「GUARDIANWALL」は、メールフィルタリングや誤送信対策、メール監査などの機能により、メールからの情報漏えいを防ぐソリューション。「WEBGUARDIAN」は、業務外のWeb利用の抑制に加え、SNSやWebメールなどの外部送信される情報を検査する機能により、Webからの情報漏えいを防ぐソリューション。新バージョンでは、2016年から運用が開始されるマイナンバー制度を見据え、両製品ともにマイナンバー検出機能を搭載した。従来のフィルタリングソフトのように任意の12桁の数字を検出するのではなく、チェックデジットを判定しマイナンバーとして有効な情報のみを検出できるようにした。また、正常な送信を阻害することなく、マイナンバー情報を含む外部送信をブロックするため、効率的な情報漏えいの出口対策が実現できるとしている。そのほか、人事情報連携機能やジャーナルメールアーカイブ機能、ルールテスト機能など、管理者の運用負荷低減に貢献する機能の強化が行われている。