日本マイクロソフト株式会社は10月14日、2015年10月のセキュリティ情報を公開した。公開されたセキュリティ情報は6件で、このうち最大深刻度「緊急」が3件、「重要」が3件となっている。修正された脆弱性は、CVEベースで33件。今回発表された内容は以下の通り(深刻度順)。「緊急」MS15-106:Internet Explorer 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3096441)要再起動MS15-108:リモートでのコード実行に対処する JScript と VBScript 用のセキュリティ更新プログラム(3089659)再起動が必要な場合ありMS15-109:リモートでのコード実行に対処する Windows Shell 用のセキュリティ更新プログラム(3096443)再起動が必要な場合あり「重要」MS15-107:Microsoft Edge 用の累積的なセキュリティ更新プログラム(3096448)要再起動MS15-110:リモートでのコード実行に対処する Microsoft Office 用のセキュリティ更新プログラム(3096440)再起動が必要な場合ありMS15-111:特権の昇格に対処する Windows カーネル用のセキュリティ更新プログラム(3096447)要再起動このうち、MS15-106(CVE-2015-6056)、MS15-110(CVE-2015-6039)、MS15-111(CVE-2015-2553、CVE-2015-2552)は脆弱性が一般に公開されていた。