もし「deuszu」が、Ashley Madison のハッカーでなかった場合はどうなる?~責任の帰属は、音楽の好みより厄介だ(The Register) | ScanNetSecurity
2024.03.28(木)

もし「deuszu」が、Ashley Madison のハッカーでなかった場合はどうなる?~責任の帰属は、音楽の好みより厄介だ(The Register)

Ashley Madison のハッキングは市民の莫大な関心を集めており、また同社が、ハッカーの起訴に繋がる情報提供に 50 万ドルの報酬を申し出たことも、その勢いに拍車をかけている。

国際 TheRegister
先週(編集部註:2015 年 8 月第 5 週)、セキュリティ研究者の Brian Krebs は、「deuszu」という Twitter アカウントを持つ何者かが、おそらくは Ashley Madison のハッキングに関与した人物だと示した。しかし Krebs は、果たして正しい相手を指名したのだろうか?

責任の帰属は容易ではない。そして Krebs は危険な橋を渡った。

たとえば Krebs は、AC/DC(編集部註:豪州のハードロックバンド)の楽曲「Thunderstruck」への愛好心が、7 月に Ashley Madison を襲った攻撃と deuszu とを結びつけるものだと信じている

Krebs が投稿したスクリーンのキャプチャ──deuszu の Twitter アカウントから得られたもの──には、AC/DC の Thunderstruck に関連した、2012 年のツイートが掲載されている。そのツイートは「改竄したウェブサイトでハードロックのビデオが再生される様子」を示すものだった。

《ScanNetSecurity》

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