JR東日本とJR西日本は9日、新幹線内の防犯カメラ機能を変更し、常時録画体制を強化したことを発表した。これまでは非常通報ボタンが押された時に録画していた設置箇所でも、常時録画体制へと移行を行う。 両社ともに新幹線内のドア付近や通路部などのデッキ部には常時録画体制で防犯カメラを設置しているが、客室内のカメラに関しても常時録画体制で新たに運用していくことになる。 JR東日本では、新幹線(E5/E6/E7系 計694両、E2/E3系の一部 計144両)の客室内カメラを常時録画で運用する。E2/E3系に関しては、これまで客室内には防犯カメラが無かったが、追加で搭載し常時録画で運用する。 JR西日本は北陸新幹線のW7系 132両において、客室内の防犯カメラを常時録画運用に切り替える。両社ともに来年春から順次運用することを予定している。