夜間の映像監視を前提に遠距離でも鮮明に撮影可能な高感度ネットワークカメラを開発中(キヤノン) | ScanNetSecurity
2025.03.01(土)

夜間の映像監視を前提に遠距離でも鮮明に撮影可能な高感度ネットワークカメラを開発中(キヤノン)

 キヤノンは2日、大口径の超望遠ズームレンズを搭載し、夜間でも遠距離を鮮明に撮影可能な高感度ネットワークカメラの開発を進めていることを発表した。

製品・サービス・業界動向
パン・チルト機構と超望遠により広範な範囲での撮影を可能としており、月明かり程度でも鮮明なカラー映像を記録することができる(画像はプレスリリースより)
  • パン・チルト機構と超望遠により広範な範囲での撮影を可能としており、月明かり程度でも鮮明なカラー映像を記録することができる(画像はプレスリリースより)
  • 肉眼で見た映像(右)と夜間対応のネットワークカメラで撮影した映像(左)の違い。見えないものを見える化できる技術といえるだろう(画像はプレスリリースより)
 キヤノンは2日、大口径の超望遠ズームレンズを搭載し、夜間でも遠距離を鮮明に撮影可能な高感度ネットワークカメラの開発を進めていることを発表した。

 開発中のカメラは、600mmを超える望遠端においてもF値2.4を実現する大口径超望遠レンズを搭載する。

 高感度センサー、高性能映像エンジンとの組み合わせにより、月明かり程度の環境光(0.08ルクス)でも100m先の人物をカラーで認識できる能力を持っている。

 夜間の映像監視を前提として、河川や港湾などの自然監視や、ビルの屋上からの俯瞰した都市監視、自動車のナンバープレート識別など、多くの用途を想定しており、同社では2016年中の商品化を目指している。

超望遠&低照度撮影のネットワークカメラを開発へ……キヤノン

《防犯システム取材班@RBB TODAY》

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