機械学習のセキュリティへの応用、新たな認証技術など紹介--技術レポート(IIJ) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2017.10.21(土)

機械学習のセキュリティへの応用、新たな認証技術など紹介--技術レポート(IIJ)

調査・レポート・白書 調査・ホワイトペーパー

株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は8月31日、インターネットの基盤技術に関する最新の技術動向や、セキュリティ情報を紹介する技術レポート「Internet Infrastructure Review(IIR)」のVol.28を発行した。今号では、2015年4月から6月までの3カ月間に発生したインシデントと期間中に発生したセキュリティ関連の着目すべき事象について解説している。

レポートでは、期間内のインシデント傾向として、国内外の複数の公的機関で、不正アクセスや標的型攻撃などによる大規模な個人情報の漏えい事件が相次いだこと、国内の金融機関や企業に対して、ビットコインによる支払いを要求する脅迫を伴ったDDoS攻撃が発生したことを挙げている。6月には、日本年金機構でメールに添付されていたマルウェアに感染したことで、101万人分の個人情報が漏えいした。この事件がきっかけとなって、その後、複数の企業や団体、病院や大学などで昨年9月より継続して同様の事件が起きていたことが明らかになった。

これらの事件では共通して、フリーメールなどを利用して発信元を詐称し、マルウェアが添付されたいわゆる標的型メールによって感染したとされており、感染した後に端末自身のファイルや共有サーバなどのファイルを外部に送信していたことなどが分かっている。同じようにメールによるマルウェア感染としては複合機からのメールを装った事例や、いわゆる「水飲み場攻撃」も報告されている。またフォーカスリサーチでは、機械学習のセキュリティ分野への応用、日本国内を対象としたドライブバイダウンロードに多用されている「Angler Exploit Kit」の機能概要、パスワード認証に置き換わる、新たな認証技術の動向などについて紹介している。
《吉澤 亨史》

関連記事

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

Scan BASIC 会員限定記事

もっと見る

Scan BASIC 会員限定記事特集をもっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)

もっと見る

[Web小説] サイバー探偵 工藤伸治の事件簿サーガ (シーズン 1~6 第1話)特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

調査・レポート・白書 カテゴリの人気記事 MONTHLY ランキング

  1. 最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

    最も多くパスワードに使われた日本人女性の名前

  2. セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

    セキュリティ意識の高まりから長いパスワードが新たにランクイン、2015年版「最悪のパスワード」を発表(SplashData)

  3. 平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

    平日と土日で変わるサイバー攻撃傾向~フォーティネット調査

  4. 「WannaCry」はビジネスを回復不能にする「DeOS型攻撃」の出現を示唆(シスコ)

  5. IoT機器への不正アクセスが目的と思われる、MQTTによる探索行為が増加(警察庁)

  6. 2016年の個人情報漏えい調査、件数の減少は小規模漏えいの非公表化か(JNSA)

  7. 比較的少ない400ノードで毎秒75Gbpsという今期最強のDDoS攻撃を発生(アカマイ)

  8. 3月の「Apache Struts」の脆弱性に最大1日40万件超の攻撃を検知(日本IBM)

  9. 「WannaCry」などのインシデントを防ぐには、アップデートと設定見直しが鍵(ラック)

  10. ウイルスに感染したIoT機器からの攻撃、メキシコでの大規模乗っ取りで急増(横浜国立大学、BBソフトサービス)

全カテゴリランキング

特集

★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★
<b>★★Scan PREMIUM 会員限定コンテンツにフルアクセスが可能となります★★</b>

経営課題としてサイバーセキュリティに取り組む情報システム部門や、研究・開発・経営企画に携わる方へ向けた、創刊19年のセキュリティ情報サービス Scan PREMIUM を、貴社の事業リスク低減のためにご活用ください。

×