Adobe Flash Player の opaqueBackground における解放済みメモリ使用の不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report) | ScanNetSecurity[国内最大級のサイバーセキュリティ専門ポータルサイト]
2018.12.19(水)

Adobe Flash Player の opaqueBackground における解放済みメモリ使用の不備により任意のコードが実行されてしまう脆弱性(Scan Tech Report)

Adobe Systems 社の Adobe Flash Player に、任意のコードが実行される脆弱性が報告されています。

脆弱性と脅威 エクスプロイト
1.概要
Adobe Systems 社の Adobe Flash Player に、任意のコードが実行される脆弱性が報告されています。脆弱性を利用されることにより、対象ソフトをインストールしている端末は、遠隔の攻撃者に不正侵入されてしまう恐れがあります。


2.深刻度(CVSS)
10.0
https://nvd.nist.gov/cvss.cfm?version=2&name=CVE-2015-5122&vector=(AV:N/AC:L/Au:N/C:C/I:C/A:C)


3.影響を受けるソフトウェア※1
以下のバージョンの Adobe Flash Player が影響を受けます。

- Windows および Mac OS
Adobe Flash Player 18.0.0.203 以前のバージョン、またはバージョン
13 系の拡張サポート版で 13.0.0.302 以前のバージョンを用いている場合

- Linux
Google Chrome で Adobe Flash Player 18.0.0.204 より以前のバージョ
ンを用いている場合、またはバージョン 11 系の拡張サポート版で
11.2.202.481 以前のバージョンを用いている場合


https://helpx.adobe.com/security/products/flash-player/apsa15-04.html


4.解説
Adobe Systems 社の動画再生ソフト Adobe Flash Player に、任意のコードが実行される脆弱性が報告されています。

当該脆弱性が含まれている Adobe Flash Player には、表示するオブジェクトの背景を不透明化する機能である opaqueBackground における解放済みメモリ使用 (Use After Free) に不備があります。TextBlock.createTextLine() および TextBlock.recreateText(textLine) の 2 つのメソッドに、解放済みメモリ使用の不備が含まれているため、メソッドによって使用される配列の長さを書き換えることにより、任意のコードを実行させることが可能となります。
攻撃者は巧妙に細工を施した swf ファイルを Web ページ上に設置し、攻撃対象者を誘導することにより、swf ファイルを実行した攻撃対象者の端末に任意のコードを実行させることや侵入することが可能となります。


5.対策
Adobe Systems 社の公式ページから最新版にアップデートすることで、脆弱性
に対処できます。

https://get2.adobe.com/jp/flashplayer/


6.ソースコード
(Web非公開)

(執筆:株式会社ラック サイバー・グリッド研究所

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Scan Tech Report
http://scan.netsecurity.ne.jp/archives/51916302.html
《株式会社ラック サイバー・グリッド研究所》

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