株式会社ディノス・セシールは7月16日、同社通販サイトへの不正アクセスにより顧客情報を悪用した不正受注被害が発生し、更にその際に一部顧客情報が改ざんされ、また流出した可能性があると発表した。これは同社にて不審な注文を発見し詳細を確認したところ、セシールオンラインショップへの不正アクセスによる商品の不正受注被害であることが判明したというもの。第三者が外部で不正に取得したと思われる ID・パスワードを利用し、特定のIPアドレスから合計151名の顧客情報にアクセス、10名・1,615,423円の不正受注被害が発生、上記10名を含む14名の個人情報の改ざんも確認されたとのこと。また同社のもう一つの通販事業「ディノス」でも同IPアドレスから1名の顧客情報への不正ログインを確認したとのこと。これにより氏名・住所・自宅電話等の複数項目の顧客情報が流出した可能性がある件数はセシールの24名(上記不正受注被害の10名含む)、氏名のみ流出した可能性がある件数はセシール127名、ディノス1名になるという。なお、流出の可能性がある顧客情報に登録カード情報は含まれないとのこと。