株式会社ラックは7月14日、京都府警サイバー犯罪対策課と京都府立京都すばる高等学校が同日実施する「情報セキュリティ教育と競技大会」において、競技大会の実施支援のために講師として技術者を派遣し、同高校で実施するセキュリティ人材の育成を支援すると発表した。現在、セキュリティ人材の育成が急がれている反面、高校教育における必修科目「情報」では扱う分野が広範囲となり、情報セキュリティのように高度な知識や技術の習得を必要とする分野については、情報学科等の専門学科を有する高等学校でさえも困難となっている。こういった現状の課題を踏まえ、京都府警と京都府立京都すばる高等学校では、実践的な情報セキュリティ教育の一環として「情報セキュリティ教育と競技大会」を開催、情報セキュリティに興味を持つ学生の育成を始めている。ラックでは、情報セキュリティのリテラシー教育は、可能な限り若い世代から情報セキュリティの重要さを理解することが必要としており、今回の取り組みに賛同し、講師として技術者を派遣、運営をサポートするという。