約150m離れた場所からドローンの特徴的な飛翔音を検知するシステムを販売(理経) | ScanNetSecurity
2025.02.28(金)

約150m離れた場所からドローンの特徴的な飛翔音を検知するシステムを販売(理経)

 理経は9日、米・ドローンシールド社と新規販売代理店契約を締結し、ドローンの特徴的な飛翔音を検知するシステム「DroneShield」の販売を開始したことを発表した。

製品・サービス・業界動向
集積した音を解析し、データベースと照合してドローンの接近を検知する。センサーを複数箇所に設置して一元管理することも可能だ(画像はプレスリリースより)
  • 集積した音を解析し、データベースと照合してドローンの接近を検知する。センサーを複数箇所に設置して一元管理することも可能だ(画像はプレスリリースより)
  • 本製品のシステムフロー図。米・ドローンシールド社が開発した本システムは、米国内では軍、治安機関、空港などが主要顧客とのこと(画像はプレスリリースより)
 理経は9日、米・ドローンシールド社と新規販売代理店契約を締結し、ドローンの特徴的な飛翔音を検知するシステム「DroneShield」の販売を開始したことを発表した。

 レーダーでも感知できない小型のドローンも高精度で検知し、約150m離れた場所からでも飛翔するドローンを検知することを可能としている。

 小型ドローンの侵入検知が防犯、防災面で重要視されている中で、米・ドローンシールド社は飛翔音を検知する独自の特許技術を活用したシステム「DroneShield」を開発し販売している。通常は約150mの検知範囲だが、別途パラボラアンテナを使用することで1,000m離れた場所からも検知可能としている。

 ドローンの飛翔音を検知した場合は、アラート機能によってスマートフォンなどへメールで通知を行う。

 理経は販売代理店契約を締結し、同社が従来から扱っている官公庁・自治体向け防災システムなどの警戒システムと融合させ、主に自治体や警察、自衛隊、警備会社、原発や空港などの施設等に販売を行う。価格は50万円から。

理経、接近するドローンの飛翔音を検知・通知するシステムの販売を開始

《小菅@RBB TODAY》

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