【オフィスセキュリティEXPO】機密文書出張溶解車で企業に出向きその場で重要書類や機密文書を処理するサービス(SGムービング) | ScanNetSecurity
2025.03.01(土)

【オフィスセキュリティEXPO】機密文書出張溶解車で企業に出向きその場で重要書類や機密文書を処理するサービス(SGムービング)

 東京ビッグサイトで開催中の「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展するSGムービングは、機密文書出張溶解車で、企業などに出向き、その場で重要書類や機密文書の処理を行う「出張機密文書溶解サービス」の展示を行った。

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「出張機密文書溶解サービス」を提供するSGムービングは、2013年に佐川引越センターから社名変更した会社で、佐川急便などのSGホールディングスを構成する1社となる(撮影:編集部)
  • 「出張機密文書溶解サービス」を提供するSGムービングは、2013年に佐川引越センターから社名変更した会社で、佐川急便などのSGホールディングスを構成する1社となる(撮影:編集部)
  • 機密文書の処理を行う際には車両後部からダンボールを投入する。ダンボールはベルトコンベヤーで運ばれ処理機へと投入される形だ(撮影:編集部)
  • 依頼者はベルトコンベヤーから処理機に投入されるまでの様子も確認することが可能。全作業終了後にダンボール残っていないかも確認できる(撮影:編集部)
  • 今回の展示では、溶解処理の様子をデモしていた。溶解された紙は、廃棄されるのではなく、パルプ原料としてリサイクルされる(撮影:編集部)
 東京ビッグサイトで開催中の「第10回総務・人事 ワールド」内の「第10回オフィス セキュリティ EXPO」に出展するSGムービングは、機密文書出張溶解車で、企業などに出向き、その場で重要書類や機密文書の処理を行う「出張機密文書溶解サービス」の展示を行った。

 個人情報や取引先に関する情報、経営に関する情報など、外部に漏れることが許されない情報が記された、いわゆる「機密文書」の処理方法は、法人や自治体にとっては悩みの種の1つ。まして、アウトソーシングするなら、「溶解処理工場まで運ぶまでの間に事故などで漏洩しないか?」「悪意のある人間に盗まれたり、見られたりしないか?」という不安も出てくる。

 「出張機密文書溶解サービス」は、そうした不安を解消するために、書類の粉砕・溶解ができる機械を積んだトラック(機密文書出張溶解車)で依頼企業に出向き、依頼者の目の前で、機密文書が入ったダンボールの粉砕・溶解作業を行うというものになる。依頼者は、ダンボールが粉砕・溶解され、処理が終わるまでの過程を見ることができるので、確実に処理されたかを見届けることが可能だ。

 機密文書出張溶解車の処理能力は、A3ダンボール(約15kg)の場合、粉砕モードで約1分、溶解モードで約4分。時間単位で示すなら、粉砕処理能力が毎時・約900kg、溶解処理能力が毎時・225kgとなる。紙以外にも、CDや電子媒体の粉砕処理を行うこともできる。また、従来型の機密文書をSGムービングが預かり、溶解処理工場に運ぶといったサービスも同時に行っているという。溶解処理の証明書も即日発行している。

 2016年1月から始まるマイナンバー制度施行後は、今以上に企業の情報管理に対する責任も強まるので、今後はより利用ニーズが高まるだろう。

【オフィスセキュリティEXPO #02】重要書類の処理をその場で実行……出張機密文書溶解サービス

《小菅@RBB TODAY》

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